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フロントフォーク・セッティング③

メンバーのYardbirdsさんがフロントフォークについてデータを取ってくれたので、載せて行きたいと思います★

【下記、BBSより転載】


今日はとっても地味~な、基礎データ取りをしてきました


その1リアサスのサグ出し (1Gの沈み込み量を測定)

・ジャッキアップして全長。自由長を計測します

ジャッキアップの方法

4_20130914095123908.jpg

測り方

6_201309140953232c2.jpg

体重80Kg / 170cmのメタボなオヤジです (汗)
測定値は
全長  490mm

            1G(車重のみ)         1G' (1名乗車時)
            測定値mm / 沈込み量   測定値mm / 沈込み量
ノーマル -3段   470 / 20           450 / 40
ノーマル -2段   472 / 18           454 / 36
ノーマル -1段   475 / 15           457 / 33
ノーマル       477 / 13           462 / 28
ノーマル +1段   480 / 10           465 / 25
ノーマル +2段   483 / 7           468 / 22
ノーマル +3段   485 / 5           472 / 18

考察  
・乗車時の1G'が、-3と+3で22mm違っています。この差はリアが腰高になり前のめりの乗車姿勢となります

・-3の1Gと、+3の1G'がほぼ同等のため、+3はタンデムで専用と割り切ったほうが良さそうです

・体感としては、+1,2,3は私には明らかに初期動作が鈍く感じられ、かつ伸び側ストロークが短くなります。よって+側はメタボな私でも、積極的に選ぶ理由が見当たりませんでした (ブレーキング時のリアの伸び側ストロークが欲しいため)

・-1 or 2ぐらいで、次項のテストを再実施し、リアロックの限界距離の測定をして見たいと感じました。 予想ですが、リアの1G'が約8mm伸びているため、路面追従性が上がり、ロックの限界が高くなると予想されるため


その2, 40Km/hからの制動距離別、フロントフォークの沈み込み量計測

迷惑のかからない場所に移動します
いつもの険道

7_20130914095435a3f.jpg

制動距離を30m, 25,20,15,10,9,8,7,6,5,限界と設定し、
フロント・ブレーキのみ、 リアのみ、F+Rで、それぞれ制動操作を行い、フロントフォークの沈み込み量を計測しました

結果はコチラ

                                        フロントフォークの沈み込み量(mm)
制動距離・m   計算上の所要時間・秒  計算上の減速G  Fのみ Rのみ F+R
30          5.40              -0.21         42   37   43
25          4.50              -0.25         45   42   45
20          3.60              -0.31         47   40   43
15          2.70              -0.42         53   43   50
Rのみは11mが限界で、以降は計測せず
10          1.26              -0.63         60        54
9          1.62              -0.70         61        61 Fのみは、フロンとフォークの剛性不足を感じ始めました(ブルブルとシナル感じ)

8          1.44              -0.80         62        62
7          1.26              -0.90         68        65 Fのみだとフロントがロックし始めますが、コントロールは楽。 (ABS無し車です)
6          1.08              -1.05         71        71 F+Rでリアがロックし始めますが、コントロールは楽。
5          0.90              -1.26         78        77
Fのみはこれ以上危険と判断し、F+Rで限界テストを実施
3.8        0.684              -1.66                  91

参考値
40Km/hからの制動で、
30-20m (-0.21~-0.31G)は、一般道走行とほぼ同等の減速度。
15m (-0.42G)は、峠道ツーリング同等
10m (-0.63G)は、二輪免許の急制動(11m)より強いぐらい
7m以下はロードレースの同等レベルです
ロードレースをやっている知人のデータを見ると
国内B級レベルで、-0.8~-1.0G
国際A級レベルで -1.0~-1.3G
ぐらいが多いようです
-1.3G以上を多用すると、ブ〇ンボのブレーキキャリパーが、数レースで開いてしまうとの事。
今回のテストで、Ninja400Rは、ノーマルでも速度域がこの程度であれば十分な減速度が得られることがわかりました。

考察
・リアブレーキのみでは11mがロックしてしまい限界を感じました。
ロックの原因は、リアサスが延びきることによる、接地圧減少と思われます。
前項ザグ取りで説明したとおり、後日イニシャルを下げて同じテストを行いたいと思います (時期不明)

・限界テストでも残ストロークが 112-91=21mmあり、使い切ることが出来ませんでした。
減速時のギャップ/落石など通過に対する安全マージンとして適切か、不整地での同様テストを行いたいと思います

・ストローク量45-50mm付近で、沈み込みの特性に変化が見られるため、この辺りが不等ピッチスプリングの弱から強への変化点かなーと思われます。
ホントかいな・・・

・上記結果より、イニシャルアジャスター等でプリロードを加えると、弱側スプリングを圧縮してしまい、減速度-0.3G程度の一般道常用域のみ使い勝手が悪くなると思われます。
よってセッティングの方向としては、強側スプリングのバネ乗数を高いものに変更し、イニシャルは同等 or 下げたほうが良いと思われます。

簡単に言うと、ノーマルのスプリングを強/弱それぞれ切り分けて、強のスプリングをもう少し太いものに変えたいなーといったところです。
都合のいいスプリングが売っていればですが。

一連のテストで思ったのは、ノーマールは良く考えて作ってあるんだなーと言うことです。

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